マンハイム (Stadtkreis Mannheim)
人口約万人を擁する大学都市で、シュトゥットガルトに次ぐ同州第2の都市である. かつてプファルツ選帝侯の宮廷所在地であったこの街は、現在ヨーロッパ有数の大都市圏であるライン=ネッカー広域連合の経済的・文化的中心都市となっている. ラインラント=プファルツ州に属す隣町のルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン(人口約万人)とはライン川を隔てて直接向かい合っている.
マンハイムはオーバーライン地方北部のライン川とネッカー川が合流する地点に位置している. 市域はライン川の右岸、ネッカー川の両岸に広がる.
この都市は、ヘッセン州南部のダルムシュタット行政管区、ベルクシュトラーセ郡、ラインラント=プファルツ州のフォーダープファルツ地方、バーデン=ヴュルテンベルク州の郡独立市マンハイムやヴァルドルフとヴォルムスおよびハイデルベルクとハイルブロンならびにライン=ネッカー郡の西部・南部の市町村を包含し、総人口235万人を数える人口集積地であるヨーロッパ有数の大都市圏ライン=ネッカー・ドライエックに含まれる.
ライン=ネッカー地域内に関しては、マンハイムは隣接するハイデルベルクとともに、2002年の地方開発計画に基づきバーデン=ヴュルテンベルク州全土に制定された14の上級中心都市の一つである. 上級中心都市マンハイムは、エーディンゲン=ネッカーハウゼン、ヘッデスハイム、イルフェスハイム、ラーデンブルクの中心地としての機能を担っている. また、ヘッセン州やラインラント=プファルツ州の市町村とも関わりを持っており、それらの中心地ともなっている.
近くの大都市としては、フランクフルト・アム・マインが北70km、シュトゥットガルトが南東約95kmに位置している. またロルシュが北35kmにある.
住民構成は、中部ドイツ語のうちプファルツ語系に属するの話者がとくに多い.
地図 - マンハイム (Stadtkreis Mannheim)
地図
国 - ドイツ
ドイツの国旗 |
欧州大陸における政治的・経済的な主要国であり、歴史上、多くの文化・科学・技術分野における重要な指導国でもある. 人口は約8300万人で、これは欧州連合において最大である. 同国は限定的主権を有する16の州によって構成される. 国土の総面積は35万7386平方キロメートルであり、主に温暖な気候に属する. かつて「西ドイツ」と呼ばれていた時代は「西欧」に分類されていたが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により「中欧」または「中西欧」に分類されるようになっている.